整形外科では骨と関節、筋肉、脊髄および末梢神経など運動器に関わる疾患や外傷などを診療する科です。当科では小児から青年期、壮年期そして高齢に及ぶ疾患および障害に対して広く診療を行っています。また関節リウマチの診療も行っています。近年は高齢化が一段とすすみ、百寿となる方が毎年増えています。100歳に達しないまでも、高齢に伴う骨粗鬆症、それに関連する骨折そして膝や股関節の変形性関節症、腰部脊柱管狭窄症などが増えています。高齢の伴う身体の疾患は根治することは難しく、いかに上手に付き合っていくことが重要になってきます。このような患者さんは保存的な治療が望ましいことが多いのですが、必要に応じて手術治療が必要となります。患者さん一人一人に応じた治療に心がけて日々診療にあたっています。
整形外科疾患の全般を広く対象としています。
■外傷
(骨折、靱帯損傷、脱臼、打撲、捻挫など)
■脊椎
(変形性頚椎症、脊髄症、神経根症、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症、
すべり症、脊髄腫瘍など)
■関節疾患
(形性膝関節症、変形性股関節症、膝半月板損傷、肩腱板断裂など)
■スポーツ外傷
■手の外科
(肘部管症候群、手根管症候群、ばね指、ガングリオンなど)
■足の外科
(外反母趾、リウマチに伴う足趾変形)
■骨粗鬆症、痛風
関節リウマチ科
関節リウマチは自己免疫疾患です。よって治療には免疫を抑える薬剤を主に用います。その薬剤はメトトレキサートを中心とした薬物治療が主体です。それでもなお関節炎が抑えられない方には生物学的製剤またはJAK阻害剤など、より効果が期待できる薬剤を使用して治療しています。当院では日本国内で用いられている全ての生物学的製剤、及びJAK阻害剤4剤を使用できる体制で治療を行っています。大きな効果が得られる反面、副作用にも注意が必要です。治療では患者さんの関節リウマチの病状の改善を目指すのはもちろんですが、全身状態、薬剤の効果そして薬剤の副作用に注意して診療しています。
診療内容の詳細はこちらをご覧ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
1診 | 南 里 | 林 | 林 | 茂 住 | 𠮷 田 |
2診 | 林 | 南 里 | 南 里 | 南 里 | 南 里 |
3診 | 茂 住 | 𠮷 田 | 茂 住 | 𠮷田 | 林 |
♯ | 𠮷 田 | 茂 住 | 𠮷 田 | 林 | 茂 住 |
♯ 3階リハビリテーション科にて診察 | |||||
[受付時間] ●午前 8時30分~11時30分 ※♯はリハビリ科を参照してください。 ●午後 救急患者のみ。電話にて診療の可否を確認して下さい。 ※金:リウマチ外来 林(博) ・第1金曜日 14時00分〜16時00分(予約制) ・第3金曜日 13時30分〜15時00分(予約制) |
南里 泰弘(なんり やすひろ) 整形外科診療部長(事務取扱) [資格] 日本整形外科学会 整形外科専門医 日本整形外科学会 リウマチ専門医 日本整形外科学会 脊椎脊髄病専門医 日本リウマチ学会 リウマチ認定医 日本リハビリテーション学会 臨床認定医 日本スポーツ協会公認スポーツドクター 日本脊椎脊髄病学会 脊椎脊髄外科指導医 |
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林 博志(はやし ひろし) 副院長 整形外科診療部長(事務取扱) [資格] 日本整形外科学会 整形外科専門医 日本整形外科学会 リウマチ専門医 日本整形外科学会 脊椎脊髄病専門医 日本スポーツ協会公認スポーツドクター |
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茂住 宜弘(もずみ よしひろ) 整形外科診療部長代理 [資格] 日本整形外科学会 整形外科専門医 日本整形外科学会 リウマチ専門医 日本整形外科学会 脊椎脊髄病専門医 日本スポーツ協会公認スポーツドクター |
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𠮷田 佳奈美(よしだ かなみ) 整形外科医長 |