X線透視検査とは、主に一般のレントゲン写真では写らない部位を、造影剤と呼ばれるものを使用して、X線透視のもと目的部位をリアルタイムで確認しながら、撮影していく検査です。
造影剤とは、主にバリウムと呼ばれるもので、食道から胃、十二指腸へ造影剤の流れに合わせ、体の方向を変えながら写真を撮ります。
その他、内科系 外科系 婦人科系 整形外科系 泌尿器科系など、目的部位に応じた造影剤を使用してあらゆる臓器を、撮影する事ができます。
また、撮影装置においても、FPD(フラットパネル検出器)を採用しており、鮮明なデジタル画像を得る事ができ、しかも高画質のままX線の被爆を低減させる事が可能となりました。
2019年9月に更新したX線透視検査にはデジタル断層撮影機能が搭載され、より精細な断層画像が提供可能となりました。