地域の方々の笑顔が私たちの願いです。厚生連滑川病院ホームページへようこそ。

厚生連滑川病院

〒936-8585 富山県滑川市常盤町119番
TEL 076-475-1000(代) FAX 076-475-7997
文字サイズ変更
文字サイズを小さく
文字サイズを大きく
厚生連滑川病院トップページヘ
厚生連滑川病院のアクセス情報へ

診療科・部門の紹介

画像診断部

CT

CT(Computed Tomography)とは「コンピューター断層撮影」の略称で、放射線を利用して物体(人体)を輪切り状に撮影する装置です。

検査では、僅かな量の放射線を使用して、全身の撮影を行う事が出来ます。
当院では、最新の64列マルチスライスCTを導入しており、一枚の厚みが0.5mmという非常に薄くて精細な画像を、一度の撮影で膨大な画像データとして得る事が出来ます。
この画像を利用して、あらゆる角度からの人体の臓器及び内部構造の画像を診断に用い、特に整形・循環器領域では立体的な「3D画像」として使用します。

実際に行う検査として撮影範囲の広い腹部領域では、以前では15秒以上も呼吸停止時間が必要でしたが、現在では数秒で終わります。これに加え、現在では患者さん個人に応じて、最適・最小な量の放射線しか使用しませんので、複数回の検査に於いても、安心して検査が受けられます。また、必要に応じて「造影剤」も使用しますが、微小な「癌」も早期のうちに容易に見つける事が可能となりました

 

当院の64列マルチスライスCT「Aquilion CXL」

当院の64列マルチスライスCT「Aquilion CXL」

 

CT操作室

CT操作室

 

最近の検査の傾向としては、「大腸CT」検査があります。今までの大腸の検査としては、カメラを使った「大腸内視鏡」やバリウムで腸内を観察する「注腸」検査が主流でしたが、両検査共に前処置や苦痛も少なくありませんでした。大腸CT検査では、炭酸ガスを使用して腸を膨らませ「うつ伏せ」と「仰向け」の2回、時間にして5分程度撮影するだけで終わります。膨満感も速やかに解消し、著しく患者負担軽減が図られたのと同時に、精度の高い検査として確立されつつあります。

 

画像診断部CT